次世代シーケンス解析は難病治療に役立つ
次世代シーケンス解析という言葉は、昨今では新聞やニュースでも目にすることが多くなりました。
日本では2000年以降、高度な医療技術を数多く開発しており、その成果はノーベル医学賞の受賞という大きな形で目にできています。
ips細胞という万能な幹細胞の発見を実現できたのは、先述した解析技術があったからこそです。
厚生労働省と政府の諮問機関では、今後は世界を牽引する医療大国を目指すとも指針を表明されました。
これに伴い、2005年からは国内で高度な医療開発・研究を実施する専門企業が多数設立をされています。
そのうちのひとつが「株式会社理研ジェネシス」で、2007年に東京都品川区で設立をされたところです。
兵庫県神戸市に拠点を置く理学研究所の関連施設で、次世代シーケンス解析を専門とされているのが特徴となります。
日本の医療に光を与えるという運営コンセプトを掲げており、約500名の研究者が在籍をされているところです。
公式ホームページを開設しており、ここで事業の詳細を把握することができます。
次世代シーケンス解析では、現段階では治療が困難だと言われるADSLの早期発見を実施することが可能です。
この解析ではアルファ線と呼ばれる特殊な放射線を用いるため、大学や総合病院といった施設では検査をすることはできません。
各施設から受託依頼に柔軟に応じられているので、難病の検査をしたいという場合は、大いに頼りにできるところです。